収納スペースについて
2023.11.20
ここ10年間値上がり傾向の電気代。
寒くなり、この時期はどうしてもエアコン、加湿器など電気を使う必要があります。
節電節約のコツをご紹介します
【まずは電気代について知りましょう】
東日本大震災以降、原子力発電所の停止などが原因で大幅な上昇に。
2014〜2016年は原油価格の下落などによって低下していましたが、2017年以降は再び上がりはじめ、現在もその傾向が続いています。
震災前と比べると、2021年度(11月時点まで)の平均単価は、約27%上昇となりました。
《値上がりする理由は?》
電気代には電気使用量分の金額だけでなく、基本料金のほか燃料費調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金などが含まれています。
電気の使用量に応じて支払う、燃料費調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金が上昇し続けていること、電力需給のひっ迫などにより電気会社が単価を上げたことなどが電気代の値上がりにつながっています。
※燃料費調整制度
火力発電などに用いる燃料価格は、原油価格や為替レートなど経済情勢の影響を大きく受けるため、その変動分が毎月の電気代に反映されることに。3カ月間の燃料価格の平均を基準と比較し、高ければ燃料調整額として電気代にプラス、低ければマイナスされます。
※再生可能エネルギー発電促進賦課金
太陽光や風力、バイオマスなどの再生可能エネルギーを普及、促進させるため2012年に始まった「再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT法)」により、電力会社が再生可能エネルギーの買取りに必要とした費用を、電気使用者が負担するというもの。電気の使用量に応じて、支払う額が決まります。
【わが家でできる 節電&節約について知りましょう】
家庭で使われている家電製品の電力消費割合を見てみると、夏・冬ともにエアコン・冷蔵庫・照明の3つで50%以上を占めるという結果に。
待機電力の割合も意外に多いため、主電源を切る、コンセントを抜くなどの工夫も有効です。
《家庭における家電製品の1日の電力消費割合》
出典:経済産業省 資源エネルギー庁 「省エネポータルサイト」より
《よく使う家電製品の使い方を見直してみましょう!》
「エアコン」
冷房は28℃ 暖房は20℃を目安に設定すると、、、
冷房:年間で約820円の節約 暖房:年間で約1,430円の節約
必要な時だけつける
冷房:年間で約510円の節約 暖房:年間で約1,100円の節約
フィルターを月に1~2回清掃する
年間で約860円の節約
カーテンで窓からの熱の出入りを防ぐ 室外機の吹き出し口に物を置かない
など
「冷蔵庫」
ものを詰め込みすぎない
年間で約1,180円の節約
無駄な開閉をしない
年間で約280円の節約
設定温度を適切にする
年間で約1,670円の節約
壁から適切な間隔で設置する
年間で約1,220円の節約
節電に効果的な住まいに住むみましょう
高い『断熱性』の家
太陽光発電『創エネ(エネルギーを作る)』家
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